日本初のCtoC型プログラミングスクールCodeGritのコンセプトとメンター募集について

こんにちは、手島(@atsuhio)です。

最近ですが、僕はCodeGritというCtoC型のプログラミング学習サービスの立ち上げをずっと行っています。

このサービスは簡単に言うとTechAcademyのようなプログラミングスクールとメルカリを組みあせたシェアリングエコノミーサービスです。

プログラミングスクールの一般的なサービスモデル

TechAcademyのようなプログラミングスクールでは基本的に以下の3つのサービスを提供しています。

  1. 独自教材: スクールの提供する教材があり、生徒はその教材に沿って学習する。
  2. メンタリング; メンターは週2回のビデオ通話を通して、生徒の分からないポイントを解決し、またモチベーションを管理する。
  3. 無制限チャット: チャットを通してスクール側に所属するメンター陣に質問をすることが出来る。

上記に加えて、オフラインに教室を持ち、その教室に行くことで生徒同士で交流したり、教室にいるメンターに質問が出来る環境を提供するスクールもあります。(テックキャンプなど)

こうしたサービスは、元々アメリカで立ち上がったコーディングブートキャンプのモデルを日本に持ってきたものです。アメリカの場合はこうしたサービスが既に100個以上あり既に淘汰が始まっています。中には、最初に払う料金はゼロで、就職が決まった場合に給与の15%程度を2年間スクールに支払うという体系を取っているスクールもあります。(ラムダスクールなど) この形態のサービスは日本においては、就職斡旋を行い斡旋先の企業からお金をもらうことで無料スクールという形態となっています。

CodeGritは現状だとこうしたプログラミングスクールに似たサービスを提供するものとしてCtoCでは初のサービスとなる見込みです。(国内初でもあり、調べた限りでは世界初でもあります。)

CtoCでプログラミングスクールを運営する上でのハードル

では、なぜシェアリングエコノミー型サービスがこれほど話題になる中で、こうしたサービスがこれまで出てこなかったのでしょうか? これは僕が思うに、これまでのシェアリングエコノミーサービスでは、提供するサービス内容を完全にサービス提供を行う個人に委ねることが習慣的であり、この形態ではスクール形態でのサービス提供が難しいからだと考えています。

シェアリングエコノミー型の教育サービスとしては、対面型だとストリートアカデミーのようなものがあり、オンラインのものではUdemyのようなサービスがあります。最近では、メルカリがTeachaという名前でストリートアカデミーのような対面型の教育サービスを立ち上げようとしています。またZ会傘下にあるアオイは、レコンズという家庭教師のシェアリングエコノミーサービスを立ち上げようとしています。

こうしたサービスでは、基本的にプラットフォーム型では学習する内容には関わらず、必要な場合は全てサービス提供者が作るというモデルを取っています。

僕は個人的にこうした利用者が学習内容を決めるモデルはサービス提供者側の利用ハードルが非常に高いと考えています。

例えば、タイムチケットというサービスでは一部プログラミングのメンターシップをサービスとして提供する方がいます。またBASEのようなサービスを使って同様のサービスを提供する方もいます。しかし、いまだそれほど利用者も提供者も多くないのが現状です。

また上手くいっているように見えるストリートアカデミーでもプログラミング教育については入門的なものを提供するにとどまり、スクールのようにプロと言えるレベルまで持っていくようなコースを提供したりはしていません。

逆にUdemyの場合は、作りきりの動画サービスであるため大きめのコースを講師が作成して上手くいっているケースも多くあります。これは、1;1のサービスでは自分の時間を教えるために使うため、教材を作成するコストと自分の時間あたり利益が見合わないことが多いからだと考えられます。

レコンズのような家庭教師サービスであれば、学校で既に教えてる内容に従って教えればいいので、コース作成のような手間はなくサービス提供者側としては参入がしやすいと言えます。プログラミングの場合は現状学校教育のように指導要領的なものがなく状況が少し異なります。

CodeGritではこの問題を解決するため、提供するコースをプラットフォーム側で提供することによって、メンターとしてサービスを提供する側のハードルを下げたいと考えています。また学習側にとっては、プログラミングスクールと同様に、色々な教科書を行ったりきたりすることなく、スクール提供の教材のみを利用すればプロのレベルまで到達出来るため、時間コストを少なく出来るメリットがあります。

現状のプログラミング学習の問題

プログラミング学習を行う上で現状以下の3つの手法があるかと思っています。

  1. 技術書を読む
  2. 自習型プログラミング学習サービスを使う(プロゲートなど)
  3. プログラミングスクールに通う

僕の場合は、現在オンライン英会話のリンガルボックスというサービスを運営しており、このサービスの立ち上げ時には、1と2の手法を使って独学でRuby on Railsを勉強しました。

この学習方法が大変なのは、分からないことがあったら自分で解決しないといけない点です。当時周りに気軽に質問が出来るプログラマも居なかったので、少しずつしか進めなかったし、一度詰まると1週間近く何も進まずモチベーションも下がって更に進みが遅くなるという経験もしました。(特に決済周りの部分)

また自習型のプログラミング学習は、初心者の状態からすこしコードが書ける状態になるまでは使えるのですがそれだけではサービスを実際に開発出来るというレベルまでは中々到達しません。Codecademyはそうだったし、現在人気のあるプロゲートも同じ問題を抱えていると思います。

リンガルボックスはそんな感じで1人で進めた結果結局リリースまでに半年を費やすことになりました。
しかし、こうした時に気軽に周りに質問が出来る存在があれば、その半分でリリースまで持っていけたのではと思っています。

3のプログラミングスクールはそうした存在だと思っているのですが、料金が月10万円程度と特に若い人には高いというのが僕の印象です。

こうした経験や考えがあり、CtoCでメンターから学ぶための費用を下げることが出来れば、より多くの人がより効率的に学習が出来るのでは、と考えました。

簡単にいうと、CodeGritは高額なプログラミングスクールと、低額だが効果が限定的なプログラミング学習サービスの間に入り、プログラミングスクールの半額で同じかそれ以上の学習効果を出すことを目指しています。

CodeGritの開発予定

CodeGritでは、上記で述べた通り教材を全て独自に作成するという方針を取っています。そのため立ち上げには時間をかけています。昨年の10月にプロジェクトが立ち上がり、プラットフォームの立ち上げと教材の作成を粛々と進めてきています。予定ではサービスのベータ版公開を6月に行う予定です。

初期段階では、現在スタートアップ間で人気の高まっているReactをマスターして頂くことを目的にフロントエンド開発者コースを提供予定です。学習内容は以下の通りです。

  • 準備コース
    • エディタの利用方法
    • コマンドラインの利用方法
    • Gitを利用したバージョン管理
  • HTML/CSSコース
    • HTML/CSSの基礎
    • リスポンシブデザイン
    • オブジェクト指向CSS
    • Flexbox
    • Bootstrap
    • SASS
  • Javascriptコース1
    • Javascriptの基礎
    • ES2015
    • DOMとイベントハンドリング
  • Javascriptコース2
    • NPM/Yarn
    • NPMスクリプト
    • Webpack
    • Javascriptベストプラクティス
    • オブジェクト志向Javascript
    • Javascriptアプリケーション開発
  • Reactコース
    • Reactの基礎
    • Reactアプリケーション開発

フロントエンドコースの他、フルスタックJavascript、フルスタックRails、Pro React(ES2015、React、Reduxを学ぶ)、のようなコースを今年から来年前半でリリース予定です。

CodeGritの強み

CodeGritの最大の強みはCtoCサービスとして運営することで、プログラミングスクールに比べて大幅に安くサービスを提供できる点です。

例えば、家庭教師CtoCのレコンズの場合、一般的な家庭教師派遣サービスが50-60%の手数料を取るのに対して、20%しか手数料を取らないことで、講師側はより取り分が大きく、生徒側の支払う金額はより少ないことを売りにしています。(以下はレコンズのサイトより取得した画像です)

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同様にプログラミングスクールでも、現状運営側が50-60%を手数料として取っていると考えており、CodeGritでもレコンズ同様手数料は20%とするため、レコンズ同様のメリットをメンター、生徒双方に提供できます。

また、ここでは詳しく書きませんが、サービスの機能としては現状のプログラミングスクール以上のものを提供していく予定で、そのためにサービスの開発言語にはElixirを採用しています。

サービスの現状

サービスを立ち上げるにあたって現状MVPとしてCodeGritのHTML/CSSコースをドイツ在住のフリーランサーWasabiさんが運営する海外フリーランス養成講座にて提供しています。幸いにして、熱意もコミュニケーション能力も高いメンターさんに恵まれたことで、現状多くの方に満足頂いており、CodeGritとしてのサービス提供に対するニーズも確認出来ています。(以下は、Wasabiさんが以前にHTML/CSSコース受講者を募集した際の記事と、実際に学習している方のツイートです)

5名限定再募集!即戦力が欲しいフリーランス志望者必見!プログラミングコースを開講します

メンターを募集しています

現在、CodeGritでは6月以降の立ち上げに向けてメンターとしてサービスを支えて頂けるプログラマの方を募集しています。僕としてもメンターの方々からの意見をサービスに積極的に取り入れたいため、メンター+アルファの関わり方をされたいという方も是非ご連絡頂きたいです。

以下がメンターに是非なって欲しいとCodeGritで考えている方の人材像です。

理想のメンター像

  1. HTML/CSS、Javascriptに関する深い理解(2年以上の実務経験が望ましいです。)
  2. 積極的に最新のテクノロジーを取り入れている、情報収集している方
  3. オープンソースコミュニティに貢献している方
  4. メンターシップ経験者や教員免許取得社(家庭教師経験含む)
  5. プログラミング教育の未来を一緒に作りたい方

メンターの業務内容

  1. 週1回30分からのビデオメンタリング(生徒の週の学習時間目安により変わります)
  2. チャットでのサポート(生徒の質問にチャットを通して回答します。)
  3. コードレビュー(レッスンにはそれぞれチャレンジ課題があり、提出されたコードのレビューを行います。)

メンターは自分で時間辺りの費用を設定することが出来ます。例えば、生徒が週5-10時間程度勉強する場合は、生徒1人辺り4時間程度が必要になると想定しています。(メンタリング2時間 + チャットサポートやコードレビュー2時間)

例えば、自分の時間辺り費用を3000円と設定し、生徒が週1回のビデオメンタリングを受ける場合

メンターの受け取る金額: 12000円
CodeGritの受け取る手数料: 3000円
生徒の支払う金額: 15000円

となるイメージです。

メンターになるメリット

  1. メンターのコミュニティ(初期のメンターは濃いメンバーが集まると考えています。)
  2. サービスの内容について直接意見が出来る
  3. CodeGritの提供する全ての教材に対するアクセス権
  4. 住む場所に限らず、リモートワークで収益を上げることが出来る
  5. 1コースの受講期間が長いため、単発ではなく長期的な収益源と出来る。
  6. 教えることで、自分の知識をより深く出来る。

CodeGritでは、プログラミングを指導することは、お金の面以外でもメリットがあると考えています。ナイキ創業者のフィル・ナイトはその自伝的創業物語である「Shoe Dog」にて、以下のことを述べてます。

自分の知識を補強する最善の方法はそれを分け合うことだと、経験から学んだのだ。

この通り、単にお金を得る手段以上の経験となると考えているので、是非ご興味のある方は気軽に連絡頂ければと思います。質問なども直接メッセージ頂ければ回答します。(多く質問のあるもので公開可能なものはこの記事にFAQとして追加していく予定です。)

興味のある方は、こちらのリンクか以下のツイート先よりご連絡下さい。


ライターについて
プログラミング学習サービスCodeGrit(現在立上げ中)とオンライン英会話サービスのリンガルボックスを運営しています。