海外フリーランス養成スクール in セブ島を開催して感じたこと

こんにちは、Teshi(@atsuhio)です。

7月9日から7月20日まで、セブ島で合宿形式でWebサイト制作スキルと英語を学ぶ海外フリーランス養成スクールを開催しました。今回の記事では、スクール開催のきっかけややってみて感じたことなどを書いていきます。備忘録的に書いたこともあり、少し冗長な部分もあるのですが読んで頂けると嬉しいです。

スクールの概要

今回のスクールは、もちろん僕の力だけでできたわけでなく、ドイツでフリーランスとして翻訳やライターを行う他、インフルエンサーとしても活躍されているwasabi(@wasabi_nomadik)さん、ドイツ在住のフリーランスエンジニアArisa(@frontend_de)さん、2017年末にオープンしたキャリアデザイン英会話スクールBeyond the Borderさん、など様々な方の協力を得て実現しました。

講座では、以下の4つのことを主に提供しました。

・Beyond the Border講師陣による毎日3時間のマンツーマン英会話

・毎日2時間のITスキル講座

・Wasabiさん、Arisaさんによるフリーランス心得講座

・毎日3時間の自習時間 – 自習時間中IT関連の質問をいつでも出来る環境

講座の目的は2つ設定していました。1つは講座を通してWebサイト制作に必要な知識を身につけること、2つ目は、学習だけで終わらせず講座終了後に実際に案件を獲得して納品すること。

開催のきっかけ

この企画自体が誕生したのは2018年3月31日のことです。僕はもともとwasabiさんの運営するオンラインサロン「海外フリーランス養成スクール」にて、僕の運営するプログラミング学習サービスCodeGritの一部コースを提供していました。そのため、wasabiさんとMTGをする機会が何度かありその中でwasabiさんがベルリンで今回のような海外フリーンランス養成を目指すスクールを行いたかったものの、場所の準備や、生徒の宿泊先の手配や調整などが難しく実現していないという話がありました。

今日見直してみて驚いたのですが、僕は3月31日に次のような記事を公開していました。

ストレングスファインダーをやってみて考えた自分のやりたいこと

この記事は3月30日の夜に書いたのですが、僕の個人的な方針として儲かるとか関係なく自分が面白いと思うことを飽きるまでやってみることに決めたというようなことを書いています。

そんな中、3月31日にセブ島で仲良くしているそうまさんと会話をしていたところ、そうまさん(@Soh0806)が当時(現在も)Beyond the Borderというキャリア支援を強みとしている語学学校でマーケティングインターンをしていることをしりました。

-> そうまさんについての詳しい記事はこちら

セブ島でユニークな活動をしながらフリーランスとして活躍する吉本壮馬さんから、行動で未来を切り開く姿を学ぶ

 

そこで、Beyond the Borderさんと協力して英語とCodeGritのコースを活用したIT講座を学ぶ形式を取ればwasabiさんが考えていたようなスクールが実現できそうだと考えました。もともと、スクールのような事業は面白そうだと思っていた反面、場所の確保や管理のリスクを考えるとリスクが高いと考えていましたが既にある学校でやるのであれば、リスクを抑えることが可能です。

開催を考えた個人的な理由

さて、そもそも僕がどうしてこうした講座を開催したいと思ったのかというとCodeGritを運営しているからというのが大きいです。CodeGritは現役プログラマがメンターとなり、プログラミング学習者を支えるシェアリングエコノミーサービスです。そのため、僕自身がメンターとして生徒を教えるという経験があればその経験を生かしてより良いサービスを作ることが出来るのでは、と考えました。

もう一点は、CodeGritで将来的にPeerLearning(講師ではなく生徒同士が教え合う形で学習を進める手法)を取り入れようと考えているため、それがうまくいくのか確かめたかったということがあります。

開催まで

そんなわけで、考えたアイデアをwasabiさんと話したところ面白そうだねという話になり、そうまさんの協力を得て4月3日にBeyond the Borderの代表の岡本さん、COOのけんたさんとでMTGを行いました。MTGでは、僕がCodeGritを通じてオンラインでプログラマを育てて行きたいという話や、オフラインの場でも今回のようなスクール事業を通じてそれを行いたいという話、海外ノマドをCo-Livingスペースなどを使ってつなげたいというような、話をしていたのですが幸いなことに企画に興味を持っていただけ6月か7月の開催で調整することが決まりました。

そこから、CodeGritのHTML/CSSコース修了生にスクールのWebサイトを作成頂くことが決まり、wasabiさんがベルリンからセブ島までやってくることが決まりました。

最終的にできた募集用サイトがこちらです。

http://cebu.codegrit.jp/

 

公開が予定より遅れて5月23日となり、一時は開講日を7月9日から後ろに倒すことも検討しましたが、wasabiさんへの信頼はとても厚くて、応募が初日から相次ぎ無事10名の参加者が決まりました。

事前学習とコミュニケーション

今回のスクールではITスキルについては、10時間の事前学習でHTML/CSSの基礎を学んで、課題を提出して頂きました。またコミュニケーション面ではSlackを利用して、事前の自己紹介や事前学習の相互レビューを促すようにしました。

 

開催中のこと

ITスキル講座

僕が担当していたのはITスキル講座です。講座では主に以下のようなことを教えました。

  1. 事前学習で学んだHTML/CSSの基礎の復習
  2. コマンドラインの使い方
  3. Git・GitHubの使い方
  4. UIデザインやカラーセオリーの基礎
  5. WordPressでのWebサイト作成
  6. SEOの基礎
  7. SketchApp
  8. Sassを使ったCSSの拡張
  9. Bootstrap

2週間の講座で、学ぶ内容としてはハードルが高めだと思います。ただ知識として知っていれば、講座後でもググりながら学んで徐々に身につけるということが出来るかなという考えと、出来る人ならこれぐらいはついてこれるだろうなということである程度レベルを高めに設定しました。

結果としては、しっかりとついてきてくれた方が何名か、勉強すればすぐに身につけられそうという方が何名かいて、レベル設定は良かったかなというのが個人的な意見です。(これからアンケートを取るので、それでまた考えが変わるかもしれませんが)

Wasabiさんによる講座

Wasabiさんからは、最初の週の金曜日と、土曜日に一般の人も交えた講座2回の講座を行って頂きました。内容としては、金曜日はブログをどうフリーランサーとして活用して行けばいいのか、という内容、土曜日はフリーランサーとして生きていく中で出会う困難をどう乗り越えるのか、という内容でした。

wasabiさんとはよく話していますが、フリーランスを続けるのに技術ももちろんそうですが、メンタル面の管理がとても大事だと考えています。wasabiさんにとってもとても勇気のいることだったと思うのですが、プライベートでのスランプを経験した話も今回聞け、個人的にもとても勉強になったし僕ももっと自分の悩みなど表に出していくべきだなと感じました。

Arisaさんによるフリーランス心得講座

最終日には、Arisaさんから今後フリーランスとして案件を獲得していくためのコツや、クラウドソーシングの活用方法、個人クライアントの獲得や信頼を得るためのコツなど、より実践的な知識をシェアしていただきました。

Arisaさんは、ドイツ在住のためAppear.in(Skypeに似たサービス)を通しての講座となりましたが、生徒の皆さんからはここでしか聞けないような内容だったと大変好評でした。

AiさんによるSEO講座

今回、月間10万PVを超える人気ブログ「AiTime」を運営されている多葉田愛さん(@aitabata22)に生徒の一人として参加頂けたこともあり、愛さんにお願いして僕が行う予定だったSEO講座でより実践的な講座を行って頂きました。

夕食会や人狼ゲーム

講座中は、毎日参加メンバーの内何人かと夕食会をしていました。ここでは、それぞれのメンバーがどんな経歴でどういう考えでフリーランスを目指しているかや、それぞれの方の性格など色々なことを知ることができました。

 

また、上述のそうまさんがセブ島での人狼ゲームグループの主催の一人ということもあり参加者やセブ在住者を含めた人狼ゲームも盛り上がりました。今まで運営してきたオンライン完結のサービスと違って講座以外の場でこうして交流をするというのが個人的には新鮮に感じました。また僕自身も人狼ゲームにハマって全参加でプレイしていました。

週末のアクティビティ

 

立ち往生する人たち

 

せっかくリゾート地のセブ島にいるということで、週末はスクール参加者やそうまさんを含めてジンベエザメツアーを開催しました。ジンベエザメの後にスミロン島という有名なビーチリゾートへ行く所で天候が急転してしまい嵐の中、帰りのボートの到着を震えながら待つ、トイレ休憩で寄ろうとしたモールでタイヤが溝に落ちて、立ち往生するという笑えないトラブルもあったのですが最終的にそれが原因でより皆の仲が深まるという経験をしました。

 

開催して感じたこと

開催してみて率直に思うことは、教えることは大変だけど、自分が教えた人たちがどんどん新しいことを身につけるのを見るのはとても気持ちいいなということです。僕がリンガルボックスのようなオンライン英会話サービスを運営していたり、CodeGritを始めようとしているのも新しいスキルを身につけて、新しい景色を見ることの出来る人を増やしたいからなのですが、自分自身が講師を経験することでその想いがより深まりました。実際にここから、フリーランスとして活躍してもらえそうな方も何人もいて、将来一緒に仕事するような関係になったら素敵だなとワクワクしています。

また、今回自習時間中はいつでも質問していいよという形式を取っており、質問自体の数はそれほど多くなく、自分の仕事をする時間もある程度取れたもののやはり集中して開発をしていくというのは難しいとも感じました。やはり、まとめて完全に開発に集中できる時間が必要ですね。

また上述の通り、今回の企画は僕が「面白そうなことを飽きるまでやってみる」という方針を決めてすぐに立ち上がりました。こうした点で改めてマインドセットって大切だなと感じました。また色々考えるよりもすぐに動くことが新しいことを始めるのには大切ということも感じました。

 

反省点

今回の講座の反省点はいくつかあるのですが、ITスキル講座に関していうと、英語のレッスンで出る課題がないものと考えて宿題を設定していたため分量が多すぎたこと(英語の課題の分量を確認すべきだった)が一つです。

また当初考えていた相互レビューとプロジェクトベースでの学習方法が上手くいくか確かめたかったのですが、これについては上手くいきませんでした。こちらについては、そもそもの僕の説明がだめだったのか、PeerLearing型の学習手法はそもそも初心者同士だと上手くいかないのか判断がついていません。今後分析を行ってCodeGritに活かせたらと思っています。

 

今後の個人的な活動の話

今回のスクールはまだ未確定ではありますが形を少し変えてベルリンやその他の都市(日本もあるかも)で開催しようということで調整を行っています。

また今回のスクールを通じて知り合った方何名の方と一緒に、新しいビジネスが出来るかもという可能性も感じています。今のところ有力なのはバリ島でのCoLivingスペースの立ち上げです。

こんな感じで、今回の講座立ち上げのきっかけとなった「面白そうなことを飽きるまでやってみる」という方針にそって色々やってみようと考えています。


ライターについて
プログラミング学習サービスCodeGrit(現在立上げ中)とオンライン英会話サービスのリンガルボックスを運営しています。

英語学習に役立つ情報を日々更新中。

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